
暑い夏もそろそろ終わりに向かい、食欲の秋がやってきます!
暑くて夏バテして食欲が無くなってしまった人も、夏の疲れが出てきている皆さんも
一粒が宝石のようにキラキラしていて甘くて口の中で弾けるようにみずみずしい、
身も心も満たされる “葡萄” 食べませんか?
葡萄について

ワイン用ブドウ畑
葡萄の品種と加工について
古代エジプトやヨーロッパでは、多くのブドウの品種が栽培され、ワインの製造に使われていました。日本でも、ブドウは昔から自生していて、奈良時代にはシルクロードを通じて中国から導入され、
このブドウが鎌倉時代に山梨で栽培されるようになり、
現在の一番古い品種の甲州ブドウが誕生しました。
フルーツ用ぶどうは”果皮の色によって、黒系・赤系・黄緑系の3種類に分けられます。
ワイン用ぶどうは、生物学上は一応違う種に属していますが、ワイン用は糖度が高くないと糖から造られるアルコールが十分に生成されないから、食用よりも甘いくらいなんです!

どんな特徴があるの?
ぶどうは数ある果物の中でも世界中で最も生産されている果物で、
ぶどう狩りの時だけでなく、日常の中で食べる機会も多いと思います。
ヨーロッパではその栄養価の高さから別名“畑のミルク”とまで呼ばれています。
主な栄養素として、クエン酸、ビタミンA、B1、B2、C、B6などのビタミン群が含まれています。
またカリウム、鉄、亜鉛、銅などミネラルも豊富に含まれているので
産前産後の方におすすめのフルーツ!
おいしい見分け方と保存方法
見分け方は、粒にハリ・果皮がツヤツヤとしているもの、果梗が緑色でしっかりとしているもの、粒の大きさが均等なもの、枝が緑色であるものなどがおいしいぶどうです!
保存方法は、常温ではあまり日持ちせず、温度が高いほど傷みやすいため、
できるだけ早く食べるのが基本です。
乾燥しないように新聞紙やポリ袋などで包み、直射日光を避け、冷暗所や冷蔵庫で保存します。
表面の白い粉(ブルーム)は鮮度を保つ機能があるので、洗ったり拭き取ったりせず、
そのまま冷蔵庫に入れましょう。
食べる際は20から30分前に冷蔵庫から出し、常温にしたほうが甘味を感じやすくなります!
黒系の葡萄

巨峰
葡萄の王様!巨峰!!
開発者である大井上理農学研究所の大井野上康氏が、石原早生 という品種と、
ヨーロッパ種である センテニアル という品種を掛け合わせて誕生しました!
巨峰は1942年に研究により誕生し、1955年に商標登録され知れ渡るようになりました。
商標名は“巨峰”、品種名は“石原センテニアル”
香り豊かな強めの甘味と、きめ細かな風味を持つ果肉はコクがあり優しい酸味。
ブルームと呼ばれる白い粉がたくさんついているものは、味がよく鮮度がいい証拠です。
巨峰とピオーネはとても似ていますが
巨峰は、強い甘みと濃厚なコクが特徴があり
ピオーネは爽やかな香りとフルーティーな味わいが特徴です!

甲州
日本を代表する日本の固有種“甲州種”
今、ワイン用ぶどう品種として、世界から注目を集めている甲州種。
甲州種の栽培がはじまったのは718年とも1186年ともいわれるほど、長い歴史があります。
果汁が豊富で果肉は柔らかく、甘みの中に適度な酸味、わずかに渋みを感じることも。
甲州は欧州系のヴィニフェラ種と中国の野生種との交雑により誕生したそうで、
約7割が欧州系のヴィニフェラ種で、残りが野生種とのこと!

藤稔
黒ブドウの王様と呼ばれるピオーネを交配育成した新しい品種“藤稔”は、
大きな粒が特徴でボリューム感たっぷりな、人気急上昇中の贅沢なぶどうです!
果肉は柔らかくジューシーで適度な酸味と十分な甘みが口中に広がる贅沢な味は、
一度味わうとクセになる美味しさです。
藤稔は種がなく、皮ばなれが良いのでツルっと実がむけます。
みずみずしい分、輸送性も悪いため、身近なスーパーなどにはあまり並ぶことがないので
ご存じない方もいるかもしれません。
赤系の葡萄

安芸クイーン
“安芸(あき)クイーン”は、両親が巨峰で、自家受粉した巨峰の実生から育成されました。
農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所で誕生し、1993年(平成5年)に品種登録されています。果皮は鮮紅色で果肉は適度にしまり、とってもジューシー!!
甘みが強く、酸味は控えめで香りがよい赤系葡萄です。
粒のサイズは13~15gと巨峰と同じくらい。房の重さは250~400gくらいになります。
食味がよく日持ちもよいのが魅力です

デラウェア
“デラウェア”は小粒で種がないことが特徴です! 糖度が高く、甘さが際立ちます。
また、酸味が少なく、非常に食べやすい葡萄です。
皮を食べない方もいらっしゃいますが、皮ごと食べられるため、
皮むきの手間がかからず、手軽に食べられる点も魅力なんです!
大粒ブドウの巨峰が出回る以前は、デラウェアがブドウ主流でした。
ブドウといえばデラウェアという時代もあったくらいです。
暑い夏の盛りに出回り、お盆の頃が旬の夏ブドウの代表といえます!
黄緑系の葡萄

シャインマスカット
いまや国民的な人気フルーツとして揺るぎない地位を獲得している“シャインマスカット”
2006年に品種登録された、日本生まれのブドウ品種です!
シャインマスカットの誕生は、1988年までさかのぼります。
当時、農林水産省果樹試験場安芸津支場(現:農業・食品産業技術総合研究機構果樹茶業研究部門)では、欧米系の巨峰系品種”安芸津21号”と、欧州系のマスカット系品種”白南”を交配した実生から、
種なしで皮ごと食べられるブドウの育種に取り組んでいました。
交配から誕生までは、実に20年以上かかっているんです!!
皮ごと食べたときのパリッとした食感や口の中に広がる爽やかな香り、
強い甘み、上品な味わいが人気で、大粒で食べ応えがあるのも特徴です!
おすすめのレシピ!
しっかり冷やして、そのまま食べるのはもちろんですが、
旬な葡萄をよりおいしく食べる方法を少しご紹介します!!

出典:レシピブログ
ぶどうのゼリーテリーヌ
ふるふる食感がたまらない!!
皮ごと食べられるシャインマスカットならではのスイーツです

出典:hinataキッチン
ぶどうのカプレーゼ
ブッラータチーズを使用した葡萄の前菜です。
オリーブオイルと塩コショウが味の決め手で簡単なんです!
ぶどうのまとめ
初秋の旬、1粒1粒キラキラしている葡萄。その歴史は長く、
さらにシャインマスカットは日本生まれでみんなに愛されていることが分かりました。
その裏では葡萄栽培に携わるすべての人々の努力によって
甘みの強い果汁たっぷりの葡萄を食べられるんだなと感じました。
“何事も知ることから始まる”
スーパーや道の駅で購入するのもいいけど
近くに葡萄農家さんがあれば足を運んでみるのも楽しいですね!!
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